【医師監修】顔にできる脂漏性皮膚炎|症状・原因・治療方法を解説

【監修】蘇原 しのぶ先生

しのぶ皮膚科 院長

女性が顔をかゆがっている画像

顔にできたなかなか治らない赤みを帯びたニキビ、もしかすると脂漏性皮膚炎かもしれません。

ニキビと似た症状の脂漏性皮膚炎はマラセチア菌が原因で起きる皮膚の病気です。

放っておくと慢性化し、再発を繰り返すことも多いため、早めに医療機関を受診し治療することをおすすめします。

マラセチア菌が主な原因とされているため、治療方法としてはマラセチア菌の増殖を抑える抗真菌薬が基本です。

症状を完治させるまでに時間はかかりますが、諦めずに治療を続けることで必ず完治させることができます。

ですが、薬によって症状が一時的に改善されても、マラセチア菌が増殖しやすい環境化では再発しやすいため、治療と並行してマラセチアが増殖する要因として考えられる、スキンケア・生活習慣・食生活を改善する必要があります。

この記事では顔にできる脂漏性皮膚炎の症状・原因・治療方法について解説しています。

 

1. 脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎って何?脂漏性皮膚炎になるとどんな症状が出るの?という方にしっかりと理解していただきたい脂漏性皮膚炎の基礎知識。

1-1. 顔にできる脂漏性皮膚炎の症状

脂漏性皮膚炎は、小鼻の周りや眉間、頭の生え際などの、皮脂の多い“脂漏部位”と呼ばれる場所に赤みの症状があらわれます。

症状としては、赤みだけでなく皮膚の表面にざらつきや毛穴の開き、発疹が見られ、かゆみも伴います。

赤みや発疹に伴って皮膚表面の角質などが剥がれやすくなるため、油っぽいフケやかさぶたのような老廃物が付着するようにもなります。

皮脂や老廃物が酸化すると、体臭の原因になり、見た目のイメージも清潔感を欠くため、早期の対策をする必要があるのです。

 

1-2. 脂漏性皮膚炎は医師でも見解が分かれることも

また、脂漏性皮膚炎はニキビやアトピー性皮膚炎とも症状が似通ったところがあり、見た目の見では医師の診断であっても見解が分かれることがあるようです。

脂漏性皮膚炎とニキビとの違いは見た目では素人には判断できないので、病院での検査で菌を調べてもらうことをおすすめします。

皮膚を採取して菌を調べると、脂漏性皮膚炎であればマラセチア菌、ニキビであればアクネ菌と判断することができます。

そのため、決して自己判断はできませんが、脂漏性皮膚炎に見られる症状を参考までにご紹介します。

 

《脂漏性皮膚炎5つのチェックリスト》

 

☑︎目の周囲以外が赤くなる

脂漏性皮膚炎の初期症状の赤みは、頬のみに見られることが多いです。次第に小鼻や鼻全体へと赤みを増しながら広がっていき、やがて顔全体が赤みやかゆみを帯びるようになります。

目の周り以外が赤くなる、逆パンダ状態となるのが脂漏性皮膚炎の大きな特徴です。

 

☑︎テカリやベタつき

脂漏性皮膚炎の人は、皮脂が多く分泌されているため、洗顔してもすぐにテカリが出ることが特徴。あぶらとり紙やメイクで一時的にテカリを落ち着かせても、あっという間に皮脂によってテカリやベタつきを感じることも。

 

☑︎肌表面がざらつく

脂漏性皮膚は、赤くなっている部分の表面に触れると、ザラザラとした質感です。

症状が進行していると、古い角質や皮脂がフケのような白や黄色の塊となって目立つことがあります。

また、眉毛や頭皮など毛が多い部分では強いかゆみを伴う場合があり、フケのように落ちた老廃物が毛に引っ掛かるように。

 

☑︎毛穴の開きや、周辺の赤み

一目見て毛穴の開きがわかる状態です。加えて毛穴の周辺が赤くなっている場合は脂漏性皮膚の可能性があります。放置しておくとさらに毛穴が広がり、赤みも増していきます。

 

☑︎フケで粉っぽくなり、かさぶたができる

脂っぽく乾燥したフケ状のものが患部全体に発生します。手で触れるとボロボロと皮脂の塊が落ちていきます。

また、白や黄色のかさぶたのような老廃物が表面に発生します。このが取れると強いかゆみが起きる場合も。

これらのフケやかさぶたのような老廃物は、皮脂が酸化したような体臭を発生させる原因にもなります。

 

1-3. 原因はマラセチア菌というカビの一種

脂漏性皮膚炎は、皮脂が好きな常在菌“マラセチア菌”が原因です。

何らかの原因で、このマラセチア菌が増殖し、皮脂を分解する際に発生する遊離脂肪酸が皮膚を刺激することにより、脂漏性皮膚炎が生じると言われています。

マラセチア菌は皮脂を好んで繁殖する、誰の皮膚にも存在する常在菌です。そのため、皮脂の量が多くなるとマラセチア菌も過剰に繁殖するようになります。

本来、常在菌はトラブルを起こさず生息し、他の有害な菌類の繁殖を抑えるような役割を持っており、肌にはたくさんの常在菌が存在し、バランスを保っています。

脂漏性皮膚炎を改善するには、常在菌のバランスを保つことも重要です。

 

1-4. マラセチア菌を異常繁殖させる要因

マラセチア菌は皮脂の過剰分泌によって異常繁殖します。

その異常繁殖の元となる皮脂の過剰分泌してしまう、考えられる要因について。

 

脂性肌

もともと皮脂が過剰分泌されやすい肌質であれば、マラセチア菌は増殖しやすいです。実際に顔の脂漏性皮膚炎にかかる方は脂性肌寄りの方が多いようです。

 

ホルモンバランスの乱れ

男性であれば、皮脂を分泌する男性ホルモンが大きく関わっている場合も。男性ホルモンが増えると皮脂量が増えます。

女性の場合は、月経周期の影響で、生理前の約2週間の時期に、男性ホルモンと似たような働きをする黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。

この黄体ホルモンが分泌されることで皮脂量が増えるので、ニキビが出来たり、脂漏性皮膚炎になりやすい状態にもなります。

 

ストレス

ストレスは身体に対して非常に害のあるものとして知られています。ここでいうストレスは肉体的ストレス・精神的ストレスの両方を含みます。

知らず知らずに溜め込んでしまっているストレスによって、皮脂の過剰分泌につながることもあります。

 

睡眠不足

睡眠不足はストレスがたまり、自律神経を乱れさせる原因にもなります。

また、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れることにより皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

 

食生活の乱れ

食生活の乱れとは、脂っこいものや甘いもの、刺激物、高カロリー食の摂り過ぎが原因で皮脂分泌を悪化させてしまうこともあれば、ビタミン群不足によって皮脂が過剰分泌されることもあります。

 

誤ったスキンケア

洗浄力が強すぎる洗顔料の使用や1日に何回も洗顔をするなどの誤ったスキンケア方法により肌が乾燥することで、皮膚が肌を守ろうとして皮脂分泌が過剰になることもあります。

 

紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージを受けた肌は乾燥しやすくなりますが、肌表面が乾燥することで、身体は皮膚を保護するための皮脂を過剰に分泌します。

また、紫外線によるダメージは皮膚の炎症を加速させる要因にもなりますので、症状を悪化させてしまうこともあります。

 

2. 脂漏性皮膚炎の治療方法

脂漏性皮膚炎は放っておくと症状が悪化し、慢性化する恐れのある皮膚疾患です。もしかしたらと思ったらすぐに皮膚科を受診し治療を始めましょう。

 

2-1. 治療は早期に始める

進行していくと赤みが増して、精神的ストレスになってしまう脂漏性皮膚炎。

精神的ストレスが余計に皮脂の分泌を増加させて、赤みを増してしまうので悪循環になります。

また、進行すると症状が悪化し慢性化することで再発を繰り返すようになることも多いため、肌の異変を感じたらなるべく早く対策をしましょう。

 

2-2. 抗真菌薬による治療がメイン

原因が皮脂の過剰分泌によるマラセチア菌のため、マラセチアの増殖を抑えるための抗真菌薬での治療が基本です。

脂漏性皮膚炎は、ニキビと見た目は似ていますが完治するまでに時間がかかります。症状の重さにもよりますが、だいたい顔の場合は完治するまでに2~3週間かかります。

少し症状がよくなったと思い、自己判断で治療をやめてしまうと、繰り返す原因にもなり、さらに治りにくい状態を作ってしまうので根気よく続けていきましょう。

かゆみの症状が強い場合は抗ヒスタミン剤やビタミン剤などの内服薬を適宜使用していくこともあるようです。

また、市販薬でも軽度の脂漏性皮膚炎に対して一定の効果が期待できるものもあるようですが、できれば医師の診断に基づき処方された薬での治療が改善への近道かと思います。

 

2-3. セルフケアでも改善

マラセチア菌を異常繁殖させてしまう要因は様々です。そのため、セルフケアでもどれか一つだけ気をつけるというわけではなく、スキンケア・生活習慣・食生活すべてを見直すことが重要です。

 

《スキンケア編》

  • しっかりと肌に水分を与え水分・油分のバランスを整える
  • 過度な洗顔やスキンケアをやめる
  • 油分が多いスキンケアは使用を避ける
  • 赤みをケアするスキンケアを使用する

 →脂漏性皮膚炎などの赤みにおすすめのスキンケアをご紹介

脂漏性皮膚炎はセラミドで治ると時々聞くことがありますが、脂漏性皮膚炎の原因はマラセチア菌なので、抗真菌薬での治療が主な治療方法です。

そのため、セラミド配合のスキンケアなどだけでは改善は難しいと思います。

 

《生活習慣編》

  • 適度な運動でストレスを溜め込まない
  • 最低でも一日に6時間は睡眠をとる
  • エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを日常的にとる
  • 日焼け止めの使用など紫外線対策を徹底する

 

《食生活編》

  • 皮脂の分泌を過剰にする食べ物を控える

高カロリーのジャンクフードは、脂肪の代謝を促すビタミン・ミネラルが少ないため良くありません。

脂っこいもの、脂身の多い肉、植物油、砂糖を使った甘いお菓子、アルコール類は、皮脂の分泌を多くしするのでなるべく控えましょう。

また、炭水化物や刺激の強い食べ物もあまりよくないので、炭水化物などは一度の食事で摂る量を調整することをおすすめします。

 

  • 皮脂を抑える食物を摂る

ビタミンB2 ・ビタミンB6 ・ビタミンE6 ・ビタミンE ・ビタミンC ・コラーゲン ・食物繊維などが有効。

特にビタミンB2、ビタミンB6は皮脂分泌のコントロールをしてくれますので、積極的に取り入れていきましょう。

逆にこの2つが不足すると皮脂の分泌が過剰になってしまいますので、できれば毎日取り入れたいところですね。

ビタミンB2:鶏レバー、うなぎ、納豆、ブロッコリー、舞茸、生椎茸、ヨーグルト

ビタミンB6:豚ヒレ、豚モモ、にんにく、まぐろ、かつお、牛レバー、大豆、うなぎ、きなこ

 

3. まとめ

顔にできる脂漏性皮膚炎は、一見ニキビと見間違えて放っておいてしまうことで重症化させてしまうことも多いようです。

少しでも脂漏性皮膚炎が疑わしいと思われた場合は、すぐに皮膚科を受診し医師に相談しましょう。

早期対策をすることで改善までにかかる時間も大きく変わってきます。

脂漏性皮膚炎は、マラセチア菌が原因だから抗真菌薬だけ塗っていればいいというわけではなく、治療と並行してスキンケア・生活習慣・食生活などのセルフケアを行なっていくことも非常に重要になります。

頬・鼻・おでこ【顔の赤み】が消えない、、、。

暑くもないのに頬や鼻が赤くて、家族や友人から「顔赤いね?熱あるの?」と言われて恥ずかしい思いをしたことはありませんか?

レーザーやクリニック、漢方など試したけど治らない、その赤ら顔のお悩みを解決できます。

この赤ら顔の主な原因である毛細血管の広がりにアプローチする成分「海洋性エキス」が発見されました。

なんとこの海洋性エキスによって86%の方に赤みの軽減が確認されています。

 

この赤みを軽減する効果があるのが「白漢しろ彩ラメラローション」です。

 

白漢しろ彩ラメラローションの画像

他のスキンケアにはない赤みの根本原因である毛細血管に作用する赤ら顔化粧水です。

・28日間の使用で、86%の方が赤みが軽減!

・敏感肌の方でも安心。東邦大学医学部皮膚科にて肌荒れについての臨床試験済み

・アルコール、パラベン、フェノキシエタノール、香料、着色料、鉱物油が不使用の無添加処方

 

 

お客様の実感コメント

・病院でも治らなかった赤みが少しづつ薄くなってきました!

・他社の赤ら顔化粧品から切り替えて1ヶ月、赤みが引いてきた感じがします。

・使ってすぐに肌に変化を感じました、いままでにない化粧水です。

 

でも肌に合うか心配という方、ご安心ください。もしもお肌に合わなかった場合は、30日以内に連絡すれば返金してもらえる、30日間返金保証付きです。

まずは1ヶ月試して、赤みが気にならない、自信がもてるような肌を手に入れませんか?

【監修者】蘇原 しのぶ先生

医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。 皮膚科・皮膚外科歴13年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。 日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。