【医師監修】簡単!パッチテストのやり方|敏感肌の化粧品選びを解説

【監修】下平 千夏先生

都内美容クリニック 院長

パッチテストのイメージ画像

1. 簡単!パッチテストのやり方

パッチテストとは、その化粧品に対して自分の肌がかぶれを起こすかどうか、二の腕の内側や腕の前腕の屈側部など、紫外線の当たらない場所に、化粧品実物を使い、24時間後と、48時間後にその反応を見るテストです。

テストを行い、腫れやかゆみ、赤みなどの症状が見られなければ、問題がなければ「使用可」と考えてOKでしょう。

 

1-1. パッチテストの基本手順 4ステップ

パッチテストはとっても簡単で以下4つの手順を行うだけです。

  1. 化粧品適量(10円玉程度の大きさ)を、夜入浴後に二の腕の内側に塗る。
  2. 24時間様子をみて、腫れやかゆみ、赤みが出ていないかを確認する。
  3. 2日目に異常がなければ再度二の腕の内側に塗る。
  4. さらに24時間後に観察し、テスト部分に異常がなければ化粧品を使用してもOK

※化粧品がついている部分が水に濡れたりしないようにしなくてはならないので、ビニールやテープなどを巻く対策をしましょう。

     

    腫れ・かゆみ・赤みが出た場合はすぐ中止する

    パッチテストの途中で炎症などが出た場合は、すぐに中断して洗い流してください。症状が続くのであれば、必ず“その化粧品を持って”医師に相談しましょう。

    また、反応が出た化粧品の使用は避けましょう。

     

    1-2. 化粧品でもアイテムによってやり方が異なる

    化粧品のイメージ画像

    パッチテストの基本的なやり方は上記の方法になりますが、化粧品の種類によって少しずつ変えた方がより正しい判断がしやすいのでおすすめです。

     

    化粧水、美容液、乳液など

    ばんそうこうのガーゼ部分に塗ったものを二の腕内側に貼ります。そのまま2日ほど経過をみて、とった後も翌日まで部位を観察します。

     

    石けん、クレンジングなど

    洗顔料やクレンジングなど洗い流すタイプの化粧品は、原液を使用するのではなく、精製水や蒸留水で1020倍に薄めたものを、ばんそうこうに塗ったものを肌に貼ります。以降の経過は他の方法同様で様子をみましょう。

     

    1-3. パッチテストする際のポイント

    女性のイメージ画像

    パッチテストの基本的なやり方を知ったら、パッチテストを行う際のポイントを確認しましょう。

    パッチテストしても不安な場合

    パッチテストを行ってもいきなり顔につけるのが不安という方は、フェイスラインなどに少量を塗って、再度赤みなどが出ないか確認し、使用開始しましょう。

     

    汗をかきやすい季節は判断が難しい

    汗や入浴など外的要因が入ってしまうと、正しい反応がみられなくなるので、経過を見るときは注意が必要です。

     

    生理後1週間あけてからがおすすめ

    女性の場合、生理中はホルモンバランスの影響で肌の変化が大きくなりパッチテストの判断が難しくなります。生理が終わった日から1週間は期間をあけておこないましょう。

     

    2. パッチテストクリアしたのに肌荒れした場合

    パッチテストを行い、特に問題なくクリアしたと安心して、化粧品を使ったのに赤くなってしまった!という方もいらっしゃいます。

    この章では、パッチテストクリアしたのに肌荒れを起こす原因について解説します。

     

    2-1. 汗や水で流れ正確なパッチテストが行えていなかった

    暑がる女性の画像

    パッチテストはトータルの時間で換算すると、48時間経過をみます。

    そのため、入浴や日中にかく汗などで塗った薄まる、流れてしまったなどで正確なテストができていない可能性があります。

    自分の中で思い当たる節があれば、おそらくそれが原因ですので、肌荒れしてしまったのであれば、その化粧品の使用はやめましょう。

     

    2-2. そもそも肌のバリア機能が低下していて過敏な状態

    顔がかゆい女性の画像

    新しい化粧品を使用するときは、生理後など肌状態が一番良いときに試すようにしましょう。

    使用されている化粧品成分に原因がなくとも、女性の場合はホルモンバランスなどによって肌状態が大きく異なったり、乾燥が悪化することなどでも肌が敏感になってしまうことがあります。

    そのため、通常の肌であれば使用できるものも、過敏な状態であればそうはいきません。

    この場合は、一度使用を控えて肌状態が良いときに、再度試してみましょう。

    再度使用を試し、それでも肌荒れした場合は、完全に使用をやめましょう。

     

    3. 本格的なパッチテストは皮膚科でできる

    診察のイメージ画像

    皮膚科では、セルフよりも本格的なパッチテストをおこなうことができます。

    アレルギー性接触皮膚炎や薬疹の診断に有用な検査法です。

    原因として疑われる物質(アレルゲン)を背中もしくは上腕(二の腕)に貼付し、貼付してから48時間後、72時間後、1週間後に判定します。

    パッチテストはクリニックごとに実施する曜日や時間が決まっていることが多いので、お近くのクリニックの日時を事前に確認しておきましょう。

    また検査中はシャワーや入浴ができない場合もあるので、検査前に入浴しておくことをおすすめします。

    皮膚科でのパッチテストについて、東京医科大学のサイトがわかりやすく掲載されていたので、ご興味ある方は、下記のURLからご覧ください。

    東京医科大学 パッチテスト外来について

     

    4. 低刺激な化粧品の選び方

    パッチテストを行う以外にも、購入する前に判断するポイントがあります。敏感な肌でも使用できる低刺激な化粧品を選ぶポイントについてご紹介します。

     

    4-1. パッチテスト済みの化粧品を使う

    女性の画像

    化粧品によっては「パッチテスト済み」と表記されたものがあります。

    これは開発された製品で皮膚炎が起こらないことを確認するために、ヒトの前腕や背部で貼付試験を行われたということです。

    こういった表記の下には、必ず「※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。」という注釈がされています。

    もちろんすべての方が安心して使用できるわけではありませんが、肌荒れを起こす可能性を下げることができる判断基準の一つにはなりますので、化粧品を選ぶ際には、「パッチテスト済み」かどうかをしっかり確認しましょう。

     

    4-2. アルコール・パラベン配合のものは避ける

    アルコール・パラベンフリーの画像

    敏感肌は、汗に含まれる塩分も刺激に感じるほど、過敏は状態になっていることがあります。

    肌に刺激を感じやすい成分はたくさんあり、またどの成分が肌に合わないかどうかは個人差がありますが、なかでも一般的に刺激を感じやすい成分は、アルコールとパラベンです。

    基本的にはこの2つの成分が配合されていない化粧水を選びましょう。

     

    その他できるだけ避けたい成分リスト

    アルコール・パラベン以外の成分で、下記の刺激成分が極力少ない方がより肌には負担が少ないので下記の成分が入っていないかどうかもチェックしてみましょう。

    • 鉱物油
    • 香料
    • 着色料
    • 紫外線吸収剤
    • 界面活性剤

     

    4-3. 敏感肌向けのブランドからでているもの

    白漢しろ彩のイメージ画像

    敏感肌向けのブランドから選ぶことで、無添加やフリー処方などの記載があり、たくさんある化粧水のなかから選択する際のひとつの指標にすると、より選ぶのが簡単になります。

    敏感肌向けの多くのスキンケアブランドは、安心感や信頼性を伝えるために、肌に刺激・負担をかけやすい成分などが入っていない、無添加処方について記載されていることが多いです。

    敏感肌向け化粧品ではないブランドでは、無添加処方についてなどの記載が全くないことも多く、ご自身で成分表示をチェックしてすべてを判断するのは簡単なことではありません。

    そのため、敏感肌向けのブランドから選ぶことで、低刺激なスキンケアを選びやすくなります。

     

    5. まとめ

    パッチテスト方法はわかりましたか?筆者自身も今回パッチテストについて詳しく調べましたが、個人的な意見としては、実際に個人で行うのはなかなか難しいかな?というところです。

    やはり48時間も経過を見るとなると、汗をかいたり、夜の入浴時も困ります。

    特に筆者の場合かなりの汗っかきなので、筆者自身は絶対に正確なテストはできないなと思いました。

    そのため、パッチテストを自身で行う以外の方法として、低刺激な化粧品の選び方をご紹介しておりますので、パッチテストをやるのが難しいと判断された方は参考にしていただけたらと思います。

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    【監修者】下平 千夏先生

    医師。東海大学医学部卒業後、長野県飯田市立病院救命救急センター、長野県上伊那生協病院、健和会病院で内科外来や救急対応として勤務を経験。現在は2児の母として子育てに奮闘しながらも、都内美容クリニックにて、院長として活躍中。身体の内と外からのアプローチで、女性たちの美と健康をサポートしている。