敏感肌のための毛穴ケア!タイプ別のケア方法と毛穴についての豆知識

毛穴ケアをしている女性の画像

女性の肌悩みで年齢問わず多い「毛穴」。毛穴トラブルは、大きく分けて「詰まり毛穴」・「たるみ毛穴」・「開き毛穴」の3つに分けられますが、どの毛穴悩みもケア方法に悩んでしまいますよね。

ましてや、敏感肌の方は一般的な毛穴ケアアイテムを使用すると肌荒れしてしまったり、そもそも肌が敏感すぎて使用できない方も多いのではないでしょうか?

筆者自身も敏感肌で詰まり毛穴に悩んでいたのですが、敏感肌から適切なケアできないからといって、放っておくとどんどん毛穴が詰まったり、目立ってきてしまうので、どうしたら良いか悩んでいました。

そこで、毛穴についてしっかりと調べ、毛穴トラブルの特徴によって原因や行うべきケア方法が違うということを再認識し、敏感肌でもできる効果的な毛穴ケア方法についてまとめてみました。

筆者自身と同じように敏感肌で毛穴悩みが尽きない方に少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

1. セルフケアで改善できるのは「詰まり毛穴」

毛穴ケアしている女性の画像

冒頭でご紹介したように、毛穴トラブルは、大きく分けて「詰まり毛穴」・「たるみ毛穴」・「開き毛穴」の3つに分けられます。

なかでもセルフケアで改善が見込めるのは、詰まり毛穴です。

詰まり毛穴は、毛穴に角栓が詰まった状態です。

この角栓は、毛穴の中に余分な皮脂が詰まったり、古い角質が溜まることにより、皮脂と古い角質が混ざりできてしまいます。

 

1-1. たるみ・開き毛穴はセルフケアだけでの改善は難しい

他サイトでは、たるみ毛穴・開き毛穴もセルフケアで改善できる!というようなことが書いてあったりしますが、化粧品だけではどうにもならない真皮層による影響や、元々の生まれ持った肌質などが影響している毛穴トラブルなので、正直セルフケアのみでの改善は難しいです。

本気で改善したいのであれば、皮膚科などの専門機関で、レーザー治療などの美容医療を行うことをおすすめします。

そこで、こちらの記事では主に、敏感肌で「詰まり毛穴」にお悩みの方のためのセルフケア方法、「たるみ毛穴」・「開き毛穴」の方のための美容医療についてなどご紹介しておりますので、毛穴トラブルでお悩みの方は参考にしていただけたらと思います。

 

2. 敏感肌の毛穴タイプ別のケア方法

まず敏感肌は一般的な毛穴ケア方法の大半は向きません。

代表的なものでいえば、毛穴パック・ピーリング・スクラブ・毛穴吸引器などです。

これらは敏感肌以外の健康な肌状態の方であれば、適切な使用方法を行うことで毛穴改善に効果的ではあります。

しかし、敏感肌にとっては、刺激が強いケア方法になりますので、敏感肌の方で、もしもこういったケアをされている方がいるのであればいますぐ止めましょう。

敏感肌の毛穴ケアは、肌に負担をかけない方法で行う必要がありますので、毛穴トラブルで代表的な3つの毛穴タイプ別にケア方法を解説します。

 

2-1. 詰まり毛穴は低刺激毛穴ケア

オイルのイメージ画像

詰まった角栓を除去しても繰り返し詰まってしまう負のループにはまっている方は、もしかすると「刺激」によって悪化させてしまっているかもしれません。

毛穴に角栓が詰まる根本原因は、炎症からくる刺激です。

肌が炎症を起こすと、壊れた組織と認識し、皮膚を剥がそうとします、そのとき発生した角質を皮脂が巻き取って角栓にしてしまうのです。

そのため詰まり毛穴に重要なのは、刺激を与えない毛穴ケアです。

毛穴トラブルの中でも正しいケアを行えば比較的改善されやすい悩みなので、肌に負担をかけない丁寧なケアを心がけましょう。

 

「油脂系クレンジング」で低刺激毛穴ケア

刺激を与えない毛穴ケアでおすすめなのが「油脂系クレンジング」。

「油脂系クレンジング」とは、油脂オイルを主成分としたオイルを使用してケアする方法です。油脂とは、オリーブ油や馬油などの動植物の油のことです。

これらのオイルは、メイクの洗浄力は高めですが、脱脂力はさほど高くないため、お肌に低刺激です。

毛穴に詰まった角栓は角質が硬化している状態なので、角質を軟化させながら洗うことができる「油脂系クレンジング」がオススメなのです。

油脂には、肌を柔らかくする特性があるので、マカデミアナッツオイルやアボガドオイルなどが主成分のオイルを選びましょう。

油脂系クレンジングの毛穴ケア

  1. 毛穴の気になる部分にクレンジングオイルを乗せます。
    ※このときお肌をこすらないように気をつけましょう。

  2. クレンジングオイルを塗布した状態で、顔に触れずに放置します。
    目安は2〜5分程度です。
    特に角栓が酷い時は入浴後10分以上放置すると効果的です。

  3. 時間経過後、少量の水分を加えて乳化させた後、32度程度のぬるま湯ですすぎ、いつも通りの洗顔を行います。

このケア方法を繰り返し行うと、肌の角栓の排出が正常化され、毛穴が改善していきます。

詰まり毛穴は、他のたるみ毛穴や開き毛穴よりもセルフケアで改善できる可能性が非常に高い毛穴トラブルです。

ご紹介した方法を面倒と感じられるかもしれませんが、まずは1ヶ月間、週1回のケアで試して見てくださいね。

 

2-2. たるみ毛穴は引き締めケア

女性の顔の画像02

たるみ毛穴の根本原因は、真皮層にあるコラーゲン減少などによってハリが低下し、毛穴がたるんでしまうことです。

肌の真皮層のコラーゲン・エラスチンが影響するため、化粧品の使用など肌の表面のケアだけでは改善することが難しいです。

しかし、軽度なものであればエイジングケア化粧品で多少緩和される場合もありますが、徹底的にたるみ毛穴をケアすには、美容医療を行うことが改善への近道です。

 

エイジングケア化粧品を使用する

たるみ毛穴は、真皮層の老化が原因のため、ハリや弾力を司る真皮層に働きかけることが重要です。

コラーゲンを増やす働きがあるレチノールや、抗酸化効果の高いビタミンC誘導体やコエンザイムQ10、真皮の再生効果のあるペプチドなどを配合した化粧品でお手入れしましょう。

 

たるみ毛穴初期の美容医療:みかんのようなポツポツ毛穴

比較的たるみ毛穴でも初期段階であれば、強力な保湿で肌表面をならす「ポレーション」や「導入」、表皮の入れ替えを促進する「毛穴ピーリング治療」が行われます。

 

たるみ毛穴中期の美容医療: たるみ毛穴、帯状毛穴が進行し涙型・楕円形

たるみ毛穴が進行してくると、毛穴が涙型や楕円形状に変化してきます。

内部コラーゲン組織の再生を促す「ジェネシス」、深部に薬剤を入れて肌にハリを出す「水光注射」が行われます。

 

たるみ毛穴進行型の美容医療:表面のくすみ、皮膚の凹凸へ進行

肌表面にパッと見てわかるくらいの凹凸がある状態。

肌表面の再生を促す「フラクショナル」・「ダーマペン」、肌深部の再生を促す「フォト・リジュビネーション」などが行われます。

 

美容医療の治療についてはあくまで参考として捉えていただき、実際には治療される皮膚科で適切なケア方法の提案をいただけると思うので、専門医に推奨されたケア方法を行うことがベストだと思います。

 

2-3. 開き毛穴は皮脂抑制ケア・レーザー治療

皮膚科で治療している画像

開き毛穴は、他の2つの毛穴トラブルよりも改善するのが難しい毛穴タイプです。

生まれつき毛穴が大きい場合などは、間違いなくスキンケアでの改善はできないので、改善したいのであれば美容医療は必須になります。

また開き毛穴によって皮脂が過剰に出てきやすいのが特徴ですが、そのまま皮脂が出ている状態で放置してしまうと、皮脂が酸化し肌に刺激になることもあるため、皮脂抑制ケアをすることも敏感肌にとって大切です。

開き毛穴タイプのケアや美容医療についてご紹介します。

 

開き毛穴には、レーザー治療が効果的

開き毛穴さんには、レーザー治療を行われることが多いようです。

レーザー治療とは、肌にレーザーを当てて皮膚の再構築をサポートし、毛穴を引き締めて目立たなくする方法です。

最近のレーザーには痛みの少ないものも多く、毛穴を小さくするだけでなく、肌質を改善したい人にもおすすめです。

 

敏感肌さんの開き毛穴ケアでおすすめは、肌へのダメージが少ない「ヤグレーザーピーリング」。

サーマクールはレーザー光線の数十倍の強さを持つRF波(ラジオ波)の熱エネルギーで、皮膚の表面へダメージを与えることなく、皮膚内に熱エネルギーを与えます。

その熱エネルギーにより、自己コラーゲンが収縮し、皮膚が引き締まります。

その後、数カ月にわたってコラーゲンが産生・増殖され、毛穴も引き締まり、ふっくらとハリのある肌に改善されていきます。

 

開き毛穴タイプが行うべき皮脂抑制ケア

 

【日中はティッシュなどで余分な皮脂を取り除く】

顔がテカっているなと思ったら、ティッシュで抑えましょう。

あぶらとり紙などを使用してしまうと、肌に必要な皮脂まで吸収されてしまい、肌が乾燥し、乾燥することによってより過剰に皮脂が出てしまうので、ティッシュで抑えることをおすすめします。

 

【油分を控えたオイルフリー処方のスキンケアで保湿】

皮脂が多い肌だからといっても、保湿ケアは重要です。

しかし油分の多いスキンケアを使用するとより肌のベタつきにつながることもあるため、オイルフリー処方のスキンケアなどがおすすめです。

 

【ビタミンC誘導体配合化粧品を使用する】

ビタミンC誘導体は、皮脂抑制効果がありますので、開き毛穴タイプのように皮脂が出やすい肌には特におすすめの成分です。

その他、美白効果やコラーゲン生成を助ける効果、肌のハリ・たるみ予防・抗炎症作用などの美肌効果が期待できる成分なので、ぜひ日常的に使用するスキンケアに取り入れたい成分ですね。

 

3. 自分の毛穴はどのタイプかチェックしよう

そもそも自分の毛穴はどのタイプかわからないという方のために、3タイプの毛穴タイプをそれぞれ写真でご紹介しながら特徴を紹介しております。

自分はどのタイプなのかをチェックしてみてくださいね。

3-1. 詰まり毛穴

詰まり毛穴の画像

角質肥厚により毛穴が詰まった状態。

毛穴の中の皮脂腺から分泌される皮脂と、古い角質が混ざって角栓(白い塊)となり毛穴に詰まる。

さらに紫外線や空気に触れやすい鼻の頭では白い塊が酸化し黒い塊になる場合もあります。

  • 毛穴に白い塊・黒い塊が詰まっている
  • 小鼻の溝・鼻の頭にできている
  •  Tゾーンやあごにできている

角栓毛穴は「刺激」で悪化します

また、詰まった角栓を除去しても繰り返し詰まってしまう負のループにはまっている方は、もしかすると「刺激」によって悪化させてしまっているかもしれません。

毛穴に角栓が詰まる根本原因は、炎症からくる刺激です。肌が炎症を起こすと、壊れた組織と認識し、皮膚を剥がそうとします、そのとき発生した角質を皮脂が巻き取って角栓にしてしますのです。

そのため、炎症を起こすきっかけとなる毛穴パックやスクラブ、自分で毛穴を絞りなどは絶対にやめましょう。

酵素洗顔などは刺激が比較的少ないことで知られていますが、タンパク質を分解する作用があり、皮膚表面もタンパク質でできているため、炎症のきっかけになるんです。

3-2. たるみ毛穴

加齢によるたるみによって毛穴が縦長のしずく型に広がった状態。

真皮の老化(コラーゲンの減少など)により、ハリの低下がおこり、毛穴を支えきれなくなり、しずく型に垂れ下がった毛穴です。主に頬に多くみられます。

また、加齢以外にも過度なスキンケアや誤ったケアによって肌の弾力が失われ、たるみ毛穴になることもあります。

  • 頬の毛穴が目立っている
  • 毛穴付近を指で引き上げると毛穴が目立たなくなる
  • 肌にハリがない

3-3. 開き毛穴

皮脂が過剰に分泌され毛穴が開いた状態。

このタイプで多いのは、生まれつき皮脂腺が大きいタイプです。またオイリー肌の人に多く、水分不足により、水分と油分のバランスが崩れることによっても現れます。

過剰な皮脂により顔全体が皮脂に覆われている肌。鼻周辺では角層が分厚く、硬く、あらくざらざらした手ざわりになり、不完全な角質が毛穴まわりに蓄積するため、毛穴の開きが目立ちやすい状態です。

  • オイリー肌である
  • 顔全体的に毛穴開き気味
  • テカリやすい

 

4. 毛穴についての豆知識

毛穴をイメージしたオレンジの画像

ご自身の肌悩みにあった毛穴ケア方法を知っていただけたと思いますので、こちらでは毛穴についての豆知識をご紹介しますね。

 

4-1. 毛穴の大きさの多くは遺伝的要因

実は毛穴の大小の多くは、遺伝的要因によって決まっているんです。そのため、生まれた地域によって肌のキメの細かさも変わってくると筆者は思っています。

実際に、筆者の友人でも沖縄県の友人と、北海道の友人がいるのですが、紫外線量が多く日差しが強い沖縄県出身の友人は、肌が分厚く毛穴が開き気味で顔全体がオイリーです。

しかし、平均気温が低めの北海道出身の友人は肌が透き通ったように透明感があり、キメが細かく毛穴が全く見当たらない肌をしています。

もちろん人の生活環境やお手入れ習慣によっても変動はするとは思いますが、生まれながらの遺伝的要因は非常に強いと思います。

 

男性ホルモンが多いと皮脂腺が大きくなる

男性ホルモンの多さも遺伝によって決まります。男性ホルモンが多いことで皮脂腺が大きくなると、皮脂腺の出口も大きくなり、毛穴が目立つようになるのです。

この生まれつきの毛穴の大きさは、毛穴ケア化粧品などで小さくなることはありません。

 

4-2. 毛穴ケアには内側からのケアも重要

毛穴の原因はそれぞれの毛穴のタイプによって異なりますが、生活習慣が原因となって毛穴が目立ってくることもあります。

不規則な生活、喫煙、極端なダイエットなどは、ホルモンバランスを崩し、毛穴の開きを加速させます。

また、日焼けは肌老化を進めるというイメージが根付いているかと思いますが、実際その通りです。日焼けをすると、肌の肌のハリや弾力を低下させ、たるみ毛穴を招いてしまうので厳禁です。

毛穴を目立たなくするには、こうした生活習慣を見直し、体の内側からのケアも重要です。

次の章では、毛穴に効く食べ物をご紹介しています。

 

5. 毛穴に効くビタミンB1・2で内側からケア

フルーツなどの画像

毛穴に効く食生活は、皮脂分泌を抑えるための栄養素を取るのがオススメです。

毛穴タイプを3つに分けてご紹介しましたが、どの毛穴タイプも皮脂が多いと詰まりの原因となり、余計に毛穴が目立ったり、悪化したりしますので、皮脂分泌を抑えるのに最適なビタミン B12をご紹介します。

 

ビタミン B1:炭水化物の代謝を助ける栄養素です。炭水化物がきちんと代謝されないと、皮脂が過剰に分泌されるので、それを予防する効果があります。

豚ヒレ・ピーナッツ・たらこ・玄米・ごまから摂取することができます。

 

ビタミン B2:皮脂分泌をコントロールするのにとても有効な栄養素です。

豊富に含んでいるのは、レバー・うなぎ・納豆・卵・ブリ・舞茸などです。

 

6. まとめ

いかがでしょうか?ご自身の毛穴タイプにあった毛穴ケア方法を知ることはできましたか?

一般的に詰まり毛穴で効果的と考えられているスクラブなどや、たるみ毛穴にはマッサージなど、こういったケア方法は敏感肌の毛穴ケアには刺激が強すぎてしまいます。

敏感肌は肌のバリア機能が低下し、摩擦などの刺激に弱いので、肌に負担をかけない優しい毛穴ケアを心がけましょう。