
化粧をすると肌がカサつく、痒みがでる、赤くなる。
そんな経験はありませんか?
化粧をしていない時、肌の調子が良いのであれば、肌の上にのせるものが原因の可能性があります。だから敏感肌のかたこそ、下地選びは特に重要になります。何故なら、スキンケアの後に肌に直接のせるものだからです。
いくらファンデーションやメイク用品に気を使っていても、肌に直にのせて化粧下地が刺激の強いものだったら…全く意味がなくなりますよね。
ファンデーション選び、メイク商品選びには気をつけている人が多いようですが、化粧下地にまで気を配っていますか?化粧をすると肌の調子が悪いという方は、一度化粧下地に目を向けてみてください。
ここでは、敏感肌に対応した、化粧下地をご紹介します。
肌の色を整えるものから、肌色を調整するもの、またノーファンデにも対応した下地まで。自分の肌にあった商品がみつかれば、化粧下地とパウダーだけ!? なんて。ナチュラルメイクで外に出かける日も近いはず!
目次
1. 敏感肌が選ぶべき化粧下地のポイント
ここでは、敏感肌の方こそこだわらなければいけない化粧下地選びのポイントをご紹介いたします。
刺激が少ないものはもちろん、肌を保護する役割をもつ化粧下地をポイントに紹介します。
1-1. 無添加で敏感肌対応の商品であること
余計な成分(香料・パラベン・石油系界面活性剤・◯◯シメチコン・◯◯ポリマー)がはいっていると肌に負担をかけたり、肌があれたりする原因になります。選ぶときには無添加の商品を出来る限り選ぶようにしましょう
1-2. 適度に紫外線カットが入っているもの(高くてもSPF30まで)
紫外線カットが入っていることは必須ですが、効果が高すぎると肌に必要以上に負担がかかったり、肌が乾燥しすぎたりして、肌に赤みが出てくる可能性があります。
紫外線カットはSPF30、PA+くらいのものを選びましょう。
1-3. 保湿成分が含まれていること
肌に直接触れる商品だからこそ、肌の保湿量をたもつ商品でなければ、ファンデーションをつけても肌の水分が逃げていってしまいます。ファンデーションは肌の色味を整えるものと考えて、下地で肌の水分を閉じ込められるような保湿成分や、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸がたっぷりと含まれた商品を選ぶようにしましょう。
1-4. 肌色を調整できるもの
化粧下地の本来の目的である、肌の色味を整える効果も外せません。
イエロー・グリーン・ピンクの他、つやを出すタイプやコンシーラーの要素が入ってものもありますので、自分の肌にあったものをチョイスしましょう。
特に敏感肌の方は肌が赤くなったり、くすんだりしがちなので、コントロールカラーでしっかりベースを作ることができれば、厚塗りメイクからも開放されます。
2. 敏感肌におすすめの化粧下地の紹介
敏感肌の中でも、乾燥が特に気になる方には、テクスチャーが緩めで、保湿成分が入ったものがおすすめです。
・敏感肌向けの化粧ブランドとして有名なNOV
・かさつきがちな肌になめらかに伸びて、紫外線からお肌をまもるクリームタイプの下地
・石鹸で落とすことができるので、敏感肌におすすめです。
メーカー名:ノブ
内容量:30g
価格:2,500円(税抜)
特徴:
紫外線吸収剤不使用
無香料・低刺激性
パッチテスト済み
アレルギーテスト済み
ノンコメドジェニックテスト済み
・肌のことを考えた肌に優しい処方なので敏感肌にも安心
・海洋性コラーゲン、EGF、アセチルヒアルロン酸、セラミド、エラスチンなどの美容保湿成分
メーカー名:ブルークレール
内容量:35g
価格:4,750円(税抜)
特徴:
無香料
無着色
無鉱物油
無合成界面活性剤
無合成紫外線吸収剤
無パラベン
無指定成分
・オーガニッエキスと自然素材で人気のブランド
・植物オイルmixと米粉配合、植物エキス配合でしっとり肌を保ちます
メーカー名:ナチュラルラルグラッセ
内容量:30ml
価格:2,800円(税抜)
特徴:
100%自然素材だけでつくられた肌に優しい処方
オーガニック植物エキスで保湿
ブルーライト・紫外線カット
石鹸でおとせる
無鉱物油
紫外線吸収剤不使用
ノンアルコール
パラベンフリー
旧指定成分無添加
3. ノーファンデでもOKな敏感肌用化粧下地紹介
スキンケアのあと、重ね付けせずこのベースを塗るだけで、ベースメイクが完了。
肌に負担をかけずに、肌の色むらを抑えて、つややかな肌にみせることができます。
メーカー名:ナチュラルグラッセ
内容量:25ml
価格:2,800円(税抜)
特徴:
「化粧下地」「日焼け止め」「保湿美容液」「ライトファンデーション」がひとつになったオール in ワン ベース。
モンドセレクション6年連続金賞受賞
100%自然素材にこだわったノンケミカルの国産商品
石鹸でおとせます
4. 肌色別おすすめ敏感肌用下地カラー紹介
敏感肌の方は、頬に赤みがでたり、肌がくすみがちなので、化粧下地と並行して部分的にカラー下地を使用すると肌をキレイに見せることができます。
4の敏感肌におすすめの化粧下地でも紹介しましたが、ノブの商品にはカラー下地も揃っています。
肌色を血色よくトーンアップしたい方にはピンク、
くすみが気になる方はイエローを使用してください。
メーカー名:ノブ
内容量:30g
価格:2,500円(税抜)
特徴:
紫外線吸収剤不使用
無香料・低刺激性
パッチテスト済み
アレルギーテスト済み
ノンコメドジェニックテスト済み
石鹸でおとせます
肌の赤みをカバーするのに最適なのは、グリーンのカラーコントロールベースです。防腐剤不使用なので、開封後6ヶ月以内に使い切る必要があります。
メーカー名:ファンケル
内容量:15g
価格:1,353円(税抜)
特徴:
SPF13・PA++
防腐剤不使用
香料不使用
合成色素不使用
石油系界面活性剤
紫外線吸収剤不使用
その他のグリーンのコントロールカラーはこちらから
→最新版!赤みをカバーできるグリーンのコントロールカラー全17選!
5. 化粧下地を使う順番
化粧下地を使う順番は次のとおりです。
①化粧品・美容液・クリームなどの基礎化粧品を使用
②日焼け止めを塗る(化粧下地に日焼け止めが入っている場合は省略する)
③化粧下地を塗る
④コントローカラーを塗る(コントロールカラーが必要ない場合は省略する)
⑤ファンデーションを塗る
⑥フェイスパウダーをつける(パウダーファンデーションの場合は省略する)
【ワンポイントアドバイス】
化粧下地は、ムラのある顔全体の肌色をコントロールする効果があるので、スキンケアのあと、一番最初につけることが重要です。SPF30程度の紫外線カット効果の入っているものがおすすめですが、ない場合には、下地の前に日焼け止めを塗りましょう。
コントロールカラーは、頬の赤みやくすみのある部分にポイント塗りをすることで、肌全体のメイクを薄付きに見せることができます。
6. 化粧下地の塗り方
化粧下地は、化粧の基礎になる部分なので、しっかりきっちり塗ることで日中の化粧崩れを防ぐことができます。ただ、たっぷり塗れば良いものではないので、少量をきっちりと守ってください。大体顔全体にパール1個分と指示されているものが多いです。
①パール1個分を、両頬→おでこ→鼻→あごの順に分けて乗せる
②まずは両頬の内側から外側に向かって、人差し指と中指と薬指を使って薄くのばす
③おデコは左右にのばす
④鼻は小鼻や脇も塗り残しのないようにしっかりとぬる
⑤顎は左右にのばす
⑥全部伸ばし終わったら、手のひら全体でハンドプッシュして、肌に密着させる
【ワンポイントアドバイス】
肌に下地クリームを伸ばす場合には、出来る限り力は入れず、優しく伸ばすのがポイントです。どうしてもうまく伸ばせない方は、スポンジで伸ばすと薄く均一に伸ばすことができます。ただ、パフは雑菌が付きやすいのでこまめに洗うことが重要です。
肌が乾燥していて、化粧下地がうまく伸びないときには、オイルを少量足すことで伸びがよくなり、ファンデーションののりもよくなるのでお試しください。ホホバオイル、アルガンオイルなどがおすすめです。
7. まとめ
肌に一番近いものだからこそ、専用の下地を使うことで、ぐんと肌の状態が良くなります。
下地の選び方や、選んだ下地の塗り方や塗る順番を変えるだけで、肌のかさつきや痒み、赤みが解消されることがあります。「肌の調子が悪いな」と思ってたら、自分の今の肌にあった下地なのか、一度チエックしてみることをおすすめします。