【医師監修】赤ら顔の原因“毛細血管拡張症”!治療方法・セルフケア

蘇原 しのぶ先生

しのぶ皮膚科 院長

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毛細血管が枝状に見えたり、くもの巣状にみえてしまう毛細血管拡張症。

毛細血管拡張症は原因が判明していない症状のため、医師によって診断や治療方法が異なっています。

なかでもレーザー治療が一番効果的とされていますが、本当に選択肢はレーザー治療しかないのか?それ以外の治療方法はないのか?そんな不安をお持ちの方に、一般の皮膚科と美容皮膚科での治療方法をご紹介します。

それぞれの治療方法にはメリット・デメリットがありますので、自分にあった治療方法を見つけ、根気強く治療を続けていくことが大切です。

1. 毛細血管拡張症とは?

毛細血管の画像

毛細血管拡張症とは、皮膚の真皮の毛細血管が拡張し、皮膚表面に近い組織中に血液が過剰に滞ってしまい、皮膚が赤くなることをいいます。

また、正常な状態でも気温、緊張、飲酒によって皮膚の毛細血管は拡張して皮膚が赤くなりますが、毛細血管拡張症は拡張した状態が元に戻らなくなった状態です。

1-1. 毛細血管拡張症の原因

毛細管拡張症の原因は判明されていません。そのため診断する医師によっても様々な意見があるようです。そのなかでも原因として、言われているものはこの6つが多いです。

  • 自律神経「交感神経」が血管を緊張させたままにする
  • 気温差による血管の拡張
  • 皮膚が薄く角質層の水分不足、毛細血管が透けて見える
  • ニキビの炎症で周りの皮膚がうっ血
  • 食生活(刺激物)

毛細血管拡張症の原因について詳しい記事はこちら→毛細血管拡張症の原因は?考えられる5つの原因と対策・治し方

1-2. 毛細血管拡張症の治療方法は?

毛細血管拡張症の治療は、大きく分けて一般の皮膚科での治療と美容皮膚科での治療があります。

それぞれで提案される治療方法が異なってくるので、治療方法は、専門のドクターの判断により、納得出来るものを選び地道に症状と向き合っていきましょう。

また、症状が軽度の場合は、セルフケアで改善・予防ができる場合もあるようです。これは自己判断ではなく、医師の指導に基づいて判断しましょう。

 

2. 一般の皮膚科での治療

毛細血管拡張症でも医師の診断によっては、保険適応の「漢方薬」「抗生物質」が処方されることもあります。

保険適用なので費用が安く済むというメリットがありますが、デメリットとしては「即効性がない」「副作用の可能性」もあります。

2-1. 漢方薬

漢方薬は天然の生薬を調合して作られているため、一般的な薬よりは体に優しいとされています。

市販の薬が病気の原因に直接的に作用するのに対し、漢方薬では体質の改善や自然治癒力を高めていくことで、慢性的な症状を緩和して体調を整えていきます。

毛細血管拡張症の漢方治療は、どの病院でも行っているわけではありません。漢方を処方してくれる医療機関を見つけることが先決です。

漢方薬は、西洋薬に比べれば非常に少ないですが、間違った使い方をすると漢方薬にも副作用が出てくる場合があるので使用方法や容量などにも注意しましょう。

保険適用

保険適用で漢方薬を処方してもらうには、治療が目的の処方でなければいけませんので、予防のためや美容のためでは保険は適用できません。

そして医療機関によっては、健康保険がきかない自費診療をしているところもあるので、事前に問い合わせましょう。

保険適用での漢方薬処方は、医療機関を受診します。病状を診断してもらい、診断された病状に対して適応のある漢方薬をその疾病の治療の目的で、認められている用法用量の範囲内で、治療に必要だと考えられる日数分の処方を受けることになります。

また、医療機関でなく、漢方薬局で処方されたものは保険適用外となりますので注意が必要です。

費用

保険適用の場合、保険にもよりますが13割負担で購入することができます。

保険適用の漢方薬では、通常ツムラの漢方薬が処方されることが多いです。この場合、漢方薬代1ヶ月で1,0003,000円くらいになります。

治療期間

毛細血管拡張症を体質から改善していきたい場合は、やや長めの服用が必要です。

ですが、1か月を目安に、まったく効果が感じられないなら医師に再度相談しましょう。

メリット:
体質に合うものに出会えれば、根本から改善することもできる。

デメリット:
即効性がない。誤った使い方をすると副作用が出る場合がある。

漢方薬についての詳しい記事はこちら→「赤ら顔」体質の悩みに、漢方が効く理由

 

2-2. 抗生物質

毛細血管拡張症の原因のひとつである、ニキビの炎症で周りの皮膚がうっ血している場合は、ミノマイシンやクラリスなどの抗生物質を処方されることがあるようです。

こちらの抗生物質はニキビ治療の際に用いられることが多く、長期使用には向かない薬です。副作用などもあるため、症状がひどい場合に一時的に使用するのに向いている薬と言えます。

毛細血管拡張症の治療は即効性は得られにくいため、治療期間中ずっと飲み続けられるかどうかは医師の正確な診断が必要となります。

副作用が心配な場合はその旨を医師に伝え、服用期間や代替手段があるかどうか、などの相談をしっかりと行っていくことが大事です。

保険適用

保険適用されます。

ニキビの炎症がひどい場合は、抗生物質が内服薬で処方されます。

費用

薬の種類や量で料金にばらつきがありますが、3割の自己負担で10003000円程度のことが多いです。

治療期間

まずは12週間分が処方されると思うので、それで様子をみましょう。

ニキビに対して抗生物質なので、あまりにも効果を感じない場合なども、医師に相談しましょう。

メリット:
ニキビなども症状も現れている場合は効果がある場合もある。

デメリット:
嘔吐や悪心、下痢などの副作用がある。

 

3. 美容皮膚科での治療

美容皮膚科・美容クリニックでの治療としては主に3つの方法があります。

光を当てて拡張した毛細血管を縮ませて赤みを目立たなくさせる「光治療」や、毛細血管拡張症に使用される「レーザー治療」、血管を圧迫することによって血管の内側をくっつける治療方法で、太い血管などに行われることが多い「硬化治療」があります。

基本的にはレーザー治療または光治療が主にはなると思いますが、それぞれの違いをご紹介します。

3-1. レーザー治療

レーザー治療とは、特殊な装置を使って、特定の波長の光を発生させ、それを患部に照射する治療法のことです。

照射するレーザーの種類によって、いろいろなレーザー治療がありますが、毛細血管拡張症の場合は、血液のヘモグロビンに反応するものを使い、毛細血管を凝固、収縮させて、赤みを消します。

レーザーの場合、保険適用になる場合と保険適用外の場合があるので治療を行う前にはしっかりと確認することが大切です。

治療期間

保険治療に回数の制限はありませんが、3ヶ月以上間隔を空けなければいけないので、その都度3ヶ月以上の感覚を空けて医師の診断に基づき治療していきましょう。

保険適用

医療機関で毛細血管拡張症と診断されることが条件です。またレーザー治療でも、保険適用されるのはVビームのみです。

費用

保険治療であっても、一定の金額ではなく治療する部位の大きさによって金額が異なります。例えば、10㎠以内の保険治療は約6,500円(税抜)となります。

メリット:肌のダメージや痛みが少ない。

デメリット:治療したい肌トラブルによって器械を使い分ける必要がある。

毛細血管拡張症のレーザー治療について詳しい記事はこちら→知っておくべき! 毛細血管拡張症のレーザー治療HOW TO

 

3-2. フォトフェイシャルなどの光治療

毛細血管に直接、フィルターをかけた優しいの光を当てることで、血管を収縮させ、赤みを抑える「光治療」は、一瞬だけ強い光を治療する部分に当てて、赤みの原因となっている血管を破壊します。

レーザーとは波長が異なるので、より痛みが少なく、施術後回復するまでのダウンタイムもほぼありません。毛細血管拡張症の症状がある部分にだけ反応するので、素肌へのダメージを最小限に抑えることができます。

光りを照射するだけの治療なので、範囲が広い部分を行っても短時間で治療が終わり、施術直後からメイクや洗顔が可能なので、気軽に治療が行えます。

治療期間

レーザー治療よりは効果が弱いため、1ヶ月に1回、約半年ほど治療が必要です。

保険適用

保険適用外

費用

初回トライアル価格を設定しているクリニックもあり、トライアル価格の相場は、11.5万円が多く、通常価格は1回23万円という価格帯が多いです。

メリット:
赤ら顔だけでなく、シミ・ソバカス・小じわ・毛穴の開きなど、全く異なる症状に同時に効果を発揮することができる。顔全体の施術が一度に行える。肌へのダメージがほとんどない。

デメリット:
レーザー治療よりも効果がマイルド。

 

3-3. 太い血管にアプローチする硬化療法

毛細血管拡張症の原因となっている血管に硬化剤を注射し、伸縮性のある包帯で圧迫することで血管の内側を密着させ、血管自体を小さくする「硬化治療」という治療方法もあります。

レーザー治療などでは難しい太い血管などに行うことが多い方法ですので、下肢静脈瘤や手の浮き上がった血管が異常に目立っている症状がみられる場合に用いられることが多いようです。

そのため、顔の毛細血管拡張症の治療では、レーザー治療または光治療での治療がメインになると思います。

治療期間

23日で通常の生活に戻れますが、治療によって固まった静脈が消えてきれいになるまでには12年かかります。

保険適用

下肢静脈瘤の治療の場合は、基本的に保険診療で行えます。

費用

おおよそ3割負担6,000円(税抜)、1割負担2,000円(税抜)となっています。

メリット:
注射を数カ所にするだけなので外来で簡単にできる

デメリット:
薬剤によるアレルギー、色素沈着、皮膚潰瘍、深部静脈血栓症のリスク。再発することもある。

 

4. 毛細血管拡張症は軽度であればセルフケアで治せる?

症状が軽度の場合は食生活を見直したり、スキンケアの方法を変えるだけで改善される場合もあります。

また、医療機関での治療と合わせて、ケアしていくことも大切です。

 

4-1. 香辛料・カフェイン・アルコールなどを控える

香辛料やカフェインなどの刺激の強いものやアルコールを摂りすぎると、血流が増加して停滞しやすくなり、顔の赤みが目立ちやすくなります。なるべく控えめにしましょう。

 

4-2. 自律神経を整える

交感神経は、活動的なときに優位なる神経ですが、ストレスがかかっているときも、活発に働きます。できるだけ、ストレスを溜めないように、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。

また、リラックスしているときや眠っている間は、副交感神経を優位になるので、意識的にリラックスタイムを設けたり、十分な睡眠時間を確保することも大切です。

ストレス解消方法についての詳しい記事はこちら→「ストレス 肌荒れ」の記事リンク

 

4-3. スキンケアの見直し

肌に刺激を与えないが重要です。

洗顔する時には、刺激の少ない洗顔料に変えて、キメの細かいたっぷりの泡で洗うようにしましょう。

ゴシゴシ摩擦を与えるように洗顔してしまうと、肌に負担を与え悪化してしまうこともあるので、肌にやさしく触れるのがポイントです。

 

4-4. 毛細血管にアプローチするスキンケアを使用する

化粧品も肌にピリピリするなど肌状態が敏感になっている場合は、敏感肌向けのスキンケアに切り替えましょう。

赤ら顔用のスキンケアは実際に探してみるといくつかありますが、毛細血管拡張症の場合は、毛細血管にアプローチする化粧水が一番効果的ですので、まずはセルフケアでという方は、一度試してみるといいでしょう。

調べたところ、毛細血管に作用するスキンケアはこちらの白漢しろ彩ラメラローションのみでした。

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4-4. なるべく寒暖差による刺激を与えない

寒暖差の激しい所を行き来していると、皮膚の温度を調節している自律神経が疲れ、毛細血管が拡張したままになりやすい傾向があります。

冬の外出時などは、マフラーなどで顔を覆うなど、できるだけ顔を冷やさないようにし、顔に寒暖差をあまり受けさせないように心がけましょう。

 

5. まとめ

毛細血管拡張症の治療は根気良く行うことが重要。毛細血管拡張症は、原因が判明していないため、根本的な治療が難しいことが多く、簡単に治癒することは難しいといえます。

あきらめずに医師と相談しながら、自分に向くケアを続けることが何より大切です。

また、改善されていた場合も、治療だけで満足するのではなく、同じ悩みを再発させないように、毎日のスキンケアや生活習慣の見直しを行うことによって、確実な改善を目指していきましょう。

皮膚が薄く毛細血管が赤く透ける【毛細血管拡張症】

鼻や頬の毛細血管が透けて見えて赤ら顔になっていませんか?

もしかすると、通常は見えないはずの血管が透けて見える【毛細血管拡張症】かもしれません。

 

毛細血管拡張症はなんらかの原因で血管が拡張し、血管に流れている赤血球の赤みが赤く透けて見えているのです。

はっきりと原因が解明されていないため、治療方法も多くはありません。

主な治療方法はレーザー治療、漢方薬などですが、なかなか効果を感じることができなかったり、効果を感じても一時的でもどってしまうなどの問題もあるようです。

 

毛細血管拡張症は広がってしまった毛細血管が収縮できたら、「肌の赤み」は収まるということ。

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肌の赤みが軽減している画像

 

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【監修者】蘇原 しのぶ先生

医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。 皮膚科・皮膚外科歴13年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。 日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。