【医師監修】ガイドラインのない「酒さ」治療、ほんとうに治すには?

【監修】蘇原 しのぶ先生

しのぶ皮膚科 院長

医師

「酒さ」は、診断がむずかしい皮膚疾患だとされており、そのことで混乱する患者さんがいらっしゃいます。

赤ら顔が気になるから病院へ行ったら、最初は「湿疹」だといわれ、なかなか治らないので別の病院へ行くと「アトピー性皮膚炎」だと診断された。その後、投薬や塗り薬を続けたけれど良くならないので、また別の病院へ行くと、初めて「これは酒さです」と断言されたという事例もあります。

これでは、何を信じていいのか?本当に治るのだろうか?と、不安になってしまいますね。

酒さは厚生労働省の治療ガイドラインがはっきり示されていない疾患なので、酒さをめぐる診断と治療は、医師も患者も手探り状態ということが珍しくありません。

つまり医師によって酒さ治療に取り組みが違うため、「この赤ら顔、もしかして酒さかも?」と思ったとき、どこのクリニックへ行き、どんな治療を受けるかが、治癒のための大きなターニングポイントとなるということです。

酒さの治療において、いちばん大事なことはもしかしたら、治療法についての納得できるコミュニケーションと、それを通じて信頼関係を構築することではないかと考えます。

そのためには、まずは基本的な治療方法についての知識を得て、医師とコミュニケーションできるようにすることが大切です。

酒さ治療に関する基本的な知識を得て、コミュニケーションのとりやすい相性のよい医師を探しましょう。

1. 医師によってさまざまな「酒さ」の治療

1-1. 皮膚科医でも「酒さ」の詳細を知らないことがある

 欧米では多くみられる酒さの患者も、日本では数そのものが少なく、「酒さ」治療の経験が豊富な医師の数は限られています。また、前述したように酒さか否かの判断は難しく、一度の診断ではっきりと「酒さ」だと断言できる医師は少ないでしょう。「酒さは治らない」という間違った知識を持ったままの医師も存在します。

 皮膚科医なら誰でも酒さの症状や治療法に詳しいわけじゃないという現実を見据え、酒さに対しての知識や経験の有無を、事前にホームページや電話などで確認したうえで、受診するようにしましょう。

1-2. 一般的に行われる「酒さ」の治療は投薬がメイン

一般的には軽度な酒さの場合は外用薬で様子を見ることが多いです。程度によっては外用薬と内服薬を 併用するようになります。

1-2-1. 内服薬

 酒さと診断された場合、抗菌作用のある抗生物質やメトロニダゾール系の内服薬が処方されることが一般的。酒さの治療では保険が効かない場合もあるので、確認が必要です。

・細菌の増殖を抑えるテトラサイクリン系抗生物質

(ミノサイクリン・ミノマイシン・ロキシスロマイシン・ドキシサイクリンなど)ミノサイクロン

 ニキビの治療にも使われる抗生物質で。細菌感染症ではないのに、なぜ抗生物質の内服で効果があるのかは解明されていないが、実際にこれらの服用で効果が出る人は多い。

 

※ミノサイクリン、ドキシサイクリンには副作用が出る場合があるという報告があります。服用期間などについては医師と相談をしましょう。

 

・抗菌作用のあるメトロニダゾール

(アスゾール・フラジールなど)メトロダニゾール

海外では酒さといえば、こちらが処方されるようです。こちらも抗菌作用があり、ニキビにも効果があるとされているが、残念ながら日本では酒さ、ニキビ共に保険適用外の薬である。

 

1-2-2. 外用薬

酒さへの外用薬はさまざまなものが処方されています。多くはニキビによる赤ら顔にも処方されるものですが、その中には肌のバリア機能が低下している酒さには不適なものもあります。また、海外での処方は一般的で効果も認められているけれど、日本では認可されていない塗り薬もあります。

症状を抑えるために、一時的にステロイド剤が用いられることもあります。ステロイド剤がすべて悪というわけでなく使い方次第なので、それぞれの薬の特徴を知った上で、医師の指導の元、安全に使用しましょう。

・イオウカンフルローション
イオウカンフルローション

ニキビ治療に使われてきた独特のニオイがある硫黄の入った薬です。角質柔軟作用、脱脂作用、殺菌・消炎作用があり、ニキビには適していますが、酒さの方は注意が必要です。

角質柔軟作用というのは一言でいえばピーリングですし、脱脂作用があるため肌を乾燥させます。皮膚が薄く、バリア機能が低下した肌には厳しいものがあります。痛みや乾燥を感じたら、使用を中止して医師に相談しましょう。

 

タクロリムス軟膏(プロトピック)
プロトピック

非ステロイド系の軟膏ですが、皮膚の免疫系に働きかけて炎症を抑えます。酒さには効果的ですが、免疫を抑制するため、ニキビや酒さ様皮膚炎になる副作用も報告されています。使用期間や頻度を医師とよく相談して使用しましょう。

 

・クリンダマイシン(ダラシン T ゲル)
クリンダマイシン

ニキビにもよく処方される抗菌効果のある塗り薬。抗生物質配合で菌の成長を止めます。

 

・過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)

ニキビ治療に使われる比較的新しい薬。抗菌作用、角質剥離作用がある。イオウカンフルローションと同様に、ピーリング(角質剥離作用)効果があるものなので、酒さへの使用は慎重に行いたい。

 

・メトロニダゾール(ロゼックス)

内服薬でよく処方されるメトロニダゾールの有効成分を含む塗り薬。菌の繁殖を抑えて、赤みなどの症状を緩和します。日本は薬として認可されていない。

 

・アゼライン酸

海外ではニキビ治療薬として長期間、使用されてきた実績がある。抗菌、抗酸化作用の他、メラニンの生成を抑える美白作用など、美肌にとってうれしい作用がある。ただし、日本では薬として認可されておらず、医療機関が扱う化粧品は存在している。もしくは海外の薬を使う場合もある。

 

・レチノイド(ビタミンA誘導体)

角質を剥離させて皮膚の生まれ変わりを促進することで、ニキビ、シミ、しわを改善させる。酒さについては紅斑、丘疹、膿胞、毛細血管拡張を抑える効果があるとされている。日本では薬として認可されていない。

 

1-3. 「酒さ」に行われるその他の治療法

1-3-1. 漢方薬

酒さを根本から解決したい方に、漢方はおすすめです。

抗生物質や抗菌作用のある薬で、酒さの症状改善を図る西洋医学に対して、漢方薬は酒さになりやすい体質(お血)を改善することで、その症状が起こらないようにしていきます。。

保険の効く漢方処方もあり、十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)などを積極的に使用する医師もいます。漢方薬は体質や症状との相性が大切なものですから、自分に合ったものが見つかれば効果に期待できます。

▼詳しくはこちらをご覧ください。

「酒さ」を今すぐ漢方で治す!これだけは知っておきたい基礎知識

 

1-3-2. レーザー 

とにかく早く酒さの症状を改善したい人にはレーザーがおすすめです。 

レーザーも酒さ治療によく用いられます。1回のレーザーで効果を感じる人もいる治療法ですが、もちろんデメリットもあります。

 デメリットのいちばんは金額の高さです。また、思うような効果を得られなかったという方もいます。よく調べ、また医師の説明も聞いてから、納得のできる治療を受けましょう。

▼詳しくはこちらをご覧ください。

赤ら顔対応のレーザー治療|気になる内容と知りたい相場価格

 

2. 気をつけたい「酒さ様皮膚炎」=ステロイド性皮膚炎

酒さと症状が似ているけど、治療法が違うため注意が必要なのが「酒さ様皮膚炎=ステロイド性皮膚炎」です。

 酒さ様皮膚炎は、原因がはっきりしていてステロイド剤の長期連用など、間違った用法によって起こる副作用です。そのため、ステロイド剤をやめることが治療の前提となりますが、酒さなら少量のステロイドを使うことも効果的です。

 酒さだと診断されて、ステロイド剤を使うと肌がきれいになって喜んでいたが、数か月後に症状が悪化したというようなときは、「酒さ様皮膚炎」の可能性が高いと考えられます。

  酒さ様皮膚炎だった場合、ステロイド剤の使用を中止すると、急激に症状が悪化したように見えることがよくあります。肌の乾燥もひどくなりますが、それでも「何も塗らない」ままでいると、2ヵ月程度で肌がきれいになってくるはずです。

  しかし、酒さなのか、「酒さ様皮膚炎」なのかの判断や、ステロイド剤を止めるか否かの判断について、くれぐれも素人判断は危険です。必ず、医師の指導に従ってください。

  また、ステロイド剤を使うことを避け、非ステロイド系のプロトピックを処方する医師も増えていますが、非ステロイドだから安全という認識は間違っています。プロトピックも免疫に働きかける薬なので、長期連用はやはり酒さ用皮膚炎に似た副作用を引き起こすことがあります。

  ただ、何度もいうようですがステロイド剤もプロトピックも、用量、用法を守って使えば決して怖いものではあません。医師に使用法、使用期間を確認し、異常があればすぐに報告するなどして、安全かつ効果的に薬を使うようにしましょう。

~ステロイドまめ知識~

ステロイド軟膏の強さは5段階あります。処方されているステロイド剤の強さを確認しましょう。

Ⅰ群(最も強力:Strongest):デルモベート、ダイアコートなど
Ⅱ群(非常に強力:Very Strong):マイザー、ネリゾナ、アンテベートなど
Ⅲ群(強力:Strong):ボアラ、リドメックスなど
Ⅳ群(中等度:Medium):アルメタ、ロコイド、キンダベートなど
Ⅴ群(弱い:Weak):コートリル、プレドニンなど

 

症状が軽い場合は、赤ら顔向け化粧品で対応できる場合もありますので、酒さをケアする化粧品についてはこちらから→【徹底比較】酒さの人が選ぶべき、化粧水!

3. 「酒さ」の治療について情報発信をしている病院・クリニック

   酒さをよく知らない医師もいます。一方で酒さの治療経験が豊富な医師もいます。

   ホームページやブログで酒さの情報発信をしている医院とクリニックをリストアップしていましたので、サイトを確認したり、電話で症状を詳しく話してみるなどして、信頼のおける医師を探してみましょう。

北海道・東北地方

【北海道・札幌】
緑の森皮フ科クリニック   
URLhttp://www.skin.or.jp/midori/index2.html
TEL011-221-0002 

【宮城・仙台】   
ソララクリニック             
URLhttps://www.drsato02.com  
TEL022-722-7090

関東地方 東京都

【東京・世田谷】
山本クリニック   
URLhttp://syusa.e-kenko.biz/    
TEL03-3300-1126

【東京・広尾】
広尾プライムクリニック   
URLhttp://www.hiroo-prime.com
TEL0120-25-5302

【東京・青山】
青山外苑前クリニック      
URLhttp://www.ag-clinic.com     
TEL03-5772-4575

【東京・渋谷】
渋谷セントラルクリニック             
URLhttp://www.doctors-gym.com            
TEL03-6427-6425

【東京・三鷹】
はなふさ皮膚科   
URLhttp://mitakahifu.com         
TEL0422-72-8650

【東京・新宿】
タカナシクリニック          
URLhttps://www.takanashi-clinic.com/   
TEL03-5366-8920

【東京・品川】
品川シーサイド皮膚・形成外科クリニック   
URLhttp://shinagawaseasideclinic.com   
TEL03-3471-1013

【東京・人形町】             
皮フ科早川クリニック      
URLhttp://hihukai.com
TEL03-3666-4112

【東京・新富町】
スキンソリューションクリニック   
URLhttp://www.skinsolutionclinic.com    
TEL03-3206-20001

【東京・府中】
まちこ皮膚科クリニック   
URLhttp://machikoclinic-beautypro.com  
TEL042-358-1080

【東京・西小岩】
精美スキンケアクリニック             
URLhttp://www.akaragao.com/condition_index3.php
TEL03-3650-4103

【東京・練馬】
つつじ皮膚科クリニック   
URLhttp://www.tsutsuji-h.com/clinicblog/page/4  
TEL:03-3970-7760

【東京・錦糸町】
住吉皮膚科          
URLhttp://sumiyoshi-clinic.com 
TEL03-3622-4536

【東京・吉祥寺】
和(なごむ)皮ふ科クリニック      
URLhttp://www.nagomu-clinic.com/kanpo/sym07.html
TEL0422-23-8756

関東地方

【千葉・蘇我】
そが皮膚科          
URLhttp://sogahifuka.com         
TEL043-266-1234 

【埼玉・大宮】
すずひろクリニック          
URLhttp://suzuhiro-clinic.jp      
TEL048-779-8575 

【埼玉・浦和】
あきもと皮膚科クリニック             
URLhttp://akimoto-shimi.com    
TEL048-873-5664

【神奈川・川崎】
武蔵新城駅前皮膚科          
URLhttp://shinjo-hifuka.com     
TEL044-7776800

中部地方

【長野・長野】
わかこ皮膚科クリニック   
URLhttp://www.wakako-clinic.jp
TEL026-217-1230 

【富山・高岡】
白崎医院             
URLhttp://shirasaki-hifuka.com
TEL0766-25-0012 

【愛知・岡崎】
竜美丘スキンクリニック   
URLhttp://www.tatsumigaoka-sc.com     
TEL0564-65-8711

近畿地方

【三重・鈴鹿】
すずかいとう皮膚科クリニック      
URLhttp://www.suzukaitoclinic.com        
TEL059-380-4112

【大阪・千里】
むやスキンクリニック      
URLhttp://www.web-know.com/muya-sc/syusa_cure01.htm
TEL06-6872-7377 

【大阪・天王寺】
あおきクリニック             
URLhttp://aokiclinic.a.la9.jp/sumple2.html           
TEL06-4305-8600 

【大阪・八尾】
わたなべ皮膚科   
URLhttp://www.yao-hihu.net    
TEL072-993-4676 

【大阪・柏原】
モアクリニック   
URLhttp://www.moa-clinic.com  
TEL072-975-1112 

九州地方

【福岡・福岡】
太陽の丘クリニック          
URLhttp://taiyonooka-clinic.com
TEL:092-663-2100

 

4. 最後に

酒さは治療がむずかしいと考える医師は案外に多いです。医師に「酒さの治療は時間がかかる」とか、「酒さは治らない」と言われるとガックリくると思いますが、中には酒さの治療に熱心に取り組み、経験が豊富な医師もいます。

まずはコミュニケーションをしっかりとって、一緒になって酒さの改善に取り組んでくれる医師を探すようにしましょう。

また、早く治ればそれに越したことはありませんが、思った以上に時間がかかる場合もありますので、その間に酒さが悪化しないように、自分でできる手は打ちましょう。

スキンケアは酒さの肌にもやさしいものを。紫外線の刺激はUVや帽子でしっかり避けて、バランスのよい食事やたっぷりの睡眠を心がけましょう。ストレス対策も大事です。

医師との二人三脚で頑張ることが、あなたの酒さが改善するいちばんの早道です。

「酒さ」をあきらめかけていた方へ

医師でも診断が難しいとされる皮膚疾患の「酒さ」

原因や因果関係が解明されていないため、医師によって診断が異なることも多く、ステロイド系の塗り薬、レーザー治療、漢方薬などさまざまな治療法を試しても、改善が見られないという方も多いようです。

そもそも「酒さによる肌の赤み」は、毛細血管が拡がったままになっていることが原因です。

つまり、毛細血管が収縮できたら、「酒さによる肌の赤み」は収まるということ。

 

そして最近、フランスで「拡がった毛細血管を、収縮させる」画期的な成分が発見されました。なんとこの海洋性エキスによって最大で約半分にまで赤みが軽減したことが確認されています。

これまで打つ手がなかった「酒さによる肌の赤み」に効果的な化粧水「白漢しろ彩ラメラローション」には、その海洋性エキスがたっぷり配合されています。

肌の赤みが軽減している画像

 

他のスキンケアにはない赤みの根本原因である毛細血管に作用する赤ら顔化粧水です。

・28日間の使用で、86%の方が赤みが軽減!

・敏感肌の方でも安心。東邦大学医学部皮膚科にて肌荒れについての臨床試験済み

・アルコール、パラベン、フェノキシエタノール、香料、着色料、鉱物油が不使用の無添加処方

 

【お客様の実感コメント】

お便りハガキの画像

二年ほど前、花粉症に伴う湿疹ができ、皮膚科に通いましたが、湿疹は治らずかえってステロイドの影響で「酒さ」の様な赤ら顔になってしまいました。
今年の二月から漢方医に見ていただき、脱ステロイドに踏み切ったところ、更に真っ赤に晴れ上がり熱もでるという状態に・・・。煎じ薬で少しずつ快方に向かったものの遅々たる歩みでどうしよう・・・と思っていた頃「白漢しろ彩」に出会いました。そろそろ2本目を使い終わりますが、日に日に状態は良くなっており、先週はロンドンへの旅行にも持参しました。本当に感謝しております。これほど効果を実感できた化粧水は初めてです。3本目が届くのを楽しみにしています。

 

でも肌に合うか心配という方、ご安心ください。もしもお肌に合わなかった場合は、30日以内に連絡すれば返金してもらえる、30日間返金保証付きです。

何を試しても改善されなかったとお困りの方、まずは1ヶ月お試ししてみてください。

 

【監修者】蘇原 しのぶ先生

医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。 皮膚科・皮膚外科歴13年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。 日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。